SOLって何?

J-SOL 3
第三回日本ソリューションフォーカス活用事例共有大会
2010年6月26日(土)10:00〜18:00
6月27日(日)
9:30〜17:30
@東京 両国 国際ファッションセンター

J-SOL THREEとは

ソリューショニスト(SFを活用する人)が自身の実践から学んだことを発表し、お互いに学び合うための場として創設された「日本ソリューションフォーカス活用事例共有大会」の呼称がJ−SOL(ジェイソル)です。欧州のSOL(Solutions in Organizations Linkup)をモデルにして2008年に1日プログラムとしてスタートした J-SOL ONE、2日間になった昨年の J-SOL TWO、そして今年の第三回大会が J-SOL THREEとなります。多くの皆さんのご支持をいただき、毎年進化し続けています。J−SOLはSFを活用したいと願う人であれば、誰でも対等な立場で参加できる学習コミュニティです。初めての方も、リピーターの方も楽しく有意義なソリューションフォーカス学習の場を一緒に創りあげていきましょう。 

海外ゲスト・ソリューショニストの講演パワーポイント
・ソリューションフォーカス:ナチュラルにシンプル - マイケル・ヤート
・SFで可能になる世界とは - マーク・マカーゴウ博士
・部下が前向きになるリーダーからの5つの質問 - サイモン・リー
・ポジティブ心理学とSF - フレドリク・バニンク
・組織におけるSFベストプラクティス - キルステン・ディロルフ
海外ゲスト・ソリューショニストの講演パワーポイント
ソリューションフォーカス:ナチュラルにシンプル - マイケル・ヤート
SFで可能になる世界とは - マーク・マカーゴウ博士
部下が前向きになるリーダーからの5つの質問 - サイモン・リー
ポジティブ心理学とSF - フレドリク・バニンク
組織におけるSFベストプラクティス - キルステン・ディロルフ

主催:
運営:
協賛:
株式会社ソリューションフォーカスコンサルティング
J−SOL運営グループ
株式会社A・ライフ・デザイン株式会社ツリーオブジェムズ有限会社ポンタオフィス
“成果を出す!ビジネスカウンセリング ” 研究会TERUコミュニケーションステージ
医療法人忠恕会合同会社人材ドックオフィスサリュー

欧州・アジアからのゲストソリューショニストが講師となり
本大会前と後に特別セミナーも開催されました
福岡「ソリューションフォーカスと未来の新しい創り方」 (1日)
京都「組織開発(OD)におけるSF導入法」 (1日)
東京「ソリューションフォーカス入門」 (夜間2時間半)
東京「SFで課題解決:ライブセッションDAY!」 (1日)
東京「世界のソリューショニストから学ぶ効果的SF実践法」 (1日)

特別セミナー



J-SOL 3 プログラム
各項目をクリックすると詳細が見られます。
10:00 オープニング 総合司会
本田勝裕&山根洋子
基調講演:「ソリューションフォーカス:ナチュラルにシンプル」
“SOLUTION FOCUS: The Natural Way of Simplicity” マイケル・ヤート
実例レポート「SF知らずのSF使い」 青木安輝
12:00 SOL2010(ルーマニア) 参加報告 吉田謙 他SOL2010参加者
12:30 ランチ (70分)
13:40 SF応用場面別スモールサクセス共有タイム (120分)
Room1.自分自身へのSF活用
Room2.一対一でのSF活用(コーチング、指導関係、その他)
Room3.チーム・組織におけるSF活用
Room4.研修におけるSF活用
15:40 SFカフェ(学びの共有タイム)
16:10 SF活用事例分科会 T (75分)
A.「組織創造:ミッションダイナミックチームづくり」
にSFを活用した事業部門の事例
小島裕司
B.「組織改革を加速するSFコンサルティングの
実践と成果」
伊藤喜代次
C.「マネージャ育成・職場活性化へのSF活用
“ケース上西”」
上西正之
D.体験ワークショップ:「ゲームで楽しくSF体験」 J-SOL LAB West チーム
小野友之
E.「ポジティブ心理学を職場に活かす」 フレドリク・バニンク
17:40 「今日学んだこと」のふりかえり
18:00 終了
別会場にて18:30より希望者参加の懇親会(J-SOL キャバレー)あり

09:30 ウオーミングアップ 本田勝裕&山根洋子
09:50 SF活用事例分科会 U (75分) 
A.「SFで小さなお店のチームビルディング&
ブランディング」
島田 良
B.「心をつなぐSF」
〜介護施設の組織風土づくりに活かすSF〜
今村道子
C.「SF−WAYが組織に浸透する時」 張 琴
D.「ママたちのSF変身“にっぱっぱっ♪”」 鈴木安子
E.「部下が前向きになるリーダーからの
5つのSF質問
サイモン・リー
11:05 休憩
11:15 SF活用事例分科会 V (75分) 
A.「“SF inside”になっていくZACROS(その後)」 ZACROS5夢の会
B.「学習の可能性にチャレンジする
ワクワクプロフェッサー・プロジェクト」
高崎明美
C.「チームでSFを活用するとこんな変化が起きる」
〜SF活用事例とSFセミナー運営の「こつ」〜
吉田 謙
D.「SFを応用したメンタルタフネス・ワークショップ
プログラムの構築と実践」
森田由美子
E.「組織におけるSFベストプラクティス」
〜SFCT認証事例レポート〜
キルステン・ディロルフ
12:40 ランチ (70分)
13:50 特別講演:「SFで可能になる世界とは」 マーク・マカーゴウ博士
14:50 休憩
15:00 SFフューチャーCafe♪ (120分)
17:00 「2日間で学んだこと」の振り返り
17:15 クロージング・セレモニー
17:30 終了

J-SOL 3 印刷用パンフレット(PDF)>>

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基調講演
マイケル・ヤート

ソリューションフォーカス:ナチュラルにシンプル

“SOLUTION FOCUS: The Natural Way of Simplicity”


講師
通訳

マイケル・ヤート
青木 安輝

私たちは会社でも個人的生活においても、直面する問題に対して否定的でストレスを感じやすい視点、あたかもそれが死ぬか生きるかの問題であるかのような視点でとらえてしまうことが多いようです。そのために、私たちは脳や生体システムを不自然な形で使うことが多くなりがちです。ソリューションフォーカスを活用すると、大きな問題を小さなことである「かのように」扱うので、自然に、シンプルに、持っている能力を最大限に活かせる状態で問題に対処することができます。恐れや怒りを減らし、勇気と利他心そして知恵をもたらたしてくれます。

ソリューションフォーカスは解決に向かう上で、人を丸ごと活かし、脳や生理作用の全てを動員する全人的(whole person)な手法です。SFは人間が持つ「未来の可能性」を想像する力、そしてそれを発揮することから得られる学びに基礎をおいています。そのような能力は少なくとも5万年前から人類の神経生理組織に組み込まれていたようです。

ですから、SFと現代の脳科学は非常に相性がいいのです。そして最近では、脳科学の成果と東洋哲学の・・・・

※講演の後に「SF知らずのSF使い」を発掘したレポートをする予定です。お楽しみに!


Michael Hjerth:マイケル・ヤート(スウエーデン)

Solutionwork代表、コンサルタント・セラピスト・トレーナー

ヤート氏は1960年ストックホルム生まれで、ミュージシャンとして職業人生をスタートした後、大学に戻り心理学と哲学を学ばれました。そして臨床心理家としての訓練と実践を続ける中で解決志向アプローチと出会い、故スティーブ・ディシェーザー氏のスーパービジョンを受けました。

SFセラピストとしての経験を積む中で、SFをコーチングやリーダーシップなどの領域へ応用することに目覚め、スウエーデンのSFサービスプロバイダーとして定評のあるFKC(http://fkc.se/fkccenter.htm)に勤務の後、2005年にCaroline Klingenstierna氏と共に Solutionworkを創立し、企業向けのサービスを提供しておられます。

ヤート氏はマイクロツールであるPLUSモデルの開発者として有名で、スウエーデンにおいては数多くのSF専門家を養成してこられました。最近では心理学、西洋哲学だけでなく脳科学や東洋哲学を研究し、SFのシンプルさにさらに奥行きを加えた洞察を講演やセミナー等で発表し続けています。

SOL(Solutions in Organizations Linkup)運営メンバー
欧州ブリーフセラピー協会(EBTA)理事

www.solutionwork.se (スウエーデン語)
www.youtube.com/michaelhjerth (ビデオ)

SOL2010レポート
SOL2010は東欧では初開催で、ルーマニアの首都ブカレストにて5月6〜8日の3日間の大会となります。
日本からは総勢18名が参加し、吉田謙さんがSF活用事例を発表し、石川雅嗣さんが通訳つきでライブコーチングをする予定です。一昨年から増え続けている欧州SOLへの日本人参加。今年はどんな土産話が聞けるでしょう !?
SOL
SOL
SOL
スモールサクセス共有タイム
ちょっとしたSF実践のコツ
ちっちゃな成功体験を分かち合いましょう!
J−SOLは名前の通りソリューションフォーカスの活用事例を共有する場です。活用事例というと普通は「成功事例」という言葉を思い浮かべがちです。すると、どうしても大きなプロジェクトの成功等をイメージしがちです。もちろん、そういう大きな成功談からエネルギーやインスピレーションをもらうことは大変意義のあることですが、自分がSF実践したい場面にそのままあてはめられることは多くはないかもしれません。ソリューションフォーカスを実践する上で参考になるのは、必ずしも大きな成功だけではなく、小さな工夫、ちょっとしたコツのような具体的で小さなものである場合が多いです。そしてそれは小さな成功(スモールサクセス)の中に見つけられます。

成功事例というほどではないけれど、この間こんな話し方をしたら会議がスムーズに進行した、難しい上司にこんな言葉を使ったら提案が認められた、停滞したチームの打ち合わせでこの質問をしたら皆の顔が明るくなった、等等SFマインドで工夫したことが人と人の間で起こることに前向きな変化を与えた小さな経験は多くの方が持っているはずです。J−SOL3では、そういうお互いの小ネタを共有してみようという新しい試みです。

4つのSF応用場面別にあらかじめ用意されたスモールサクセスのプレゼンテーションを聞いた上で、参加者の皆さんには4つのシェアグループの内一つを選んでいただきます:

グループ1
グループ2
グループ3
グループ4
「自分自身へのSF活用」
「一対一場面(コーチング、指導、相談、その他)でのSF活用」
「チーム(組織)へのSF活用」
「研修へのSF活用」

そして、それぞれの部屋に分かれて、テーマに掲げられた場面における自分のSF体験、SFマインドで手に入れた小さな成功、小さな工夫やコツについての分かち合いをしていただきます。ここでは全員が参加者になります。
初めてSFに触れた方、SFを知ってから日が浅い方でも、他の参加者のスモールサクセスについて聞く内に、SFとは意識していなかったのに似たような体験があることを思い出すかもしれません。一緒に私たちの内に眠る経験と知恵を引きだしていきましょう。
スモールサクセス スモールサクセス スモールサクセス
分科会
分科会 T
第一日 16:10〜
小島裕司
「組織創造:ミッションダイナミックチームづくり」に
SFを活用した事業部門の事例

Team GANESHA 小島裕司
(ソラングループ・ウェブオフィス叶l材開発チーム)

IT企業の事業部門で新しき組織を創造する「次世代プロジェクトマネージャの育成」を目指し、彼らがイノベータとなって顧客歓喜をもたらした行動成果をご披露させていただきます。事業部長の要請により、次々世代のプロジェクトマネージャとして、常に組織の外に目を向け、顧客歓喜に向けた新規・改善提案を生み出すイノベータを育成することとなりました。対象者は、マネジャクラスの二階層若手となります。SFの基本思想を掲げ、課題解決支援ミーティングとイノベーションをもたらす水平思考+オズボーンの各種手法を活用して継続的な実践活動をしてきました。このプログラムは、三ヵ年計画にて、昨年度一年目は、お互いを知る、尊重する、SFの基本概念について学習し、職場にて実践してきました。今回は二年目の活動成果のご披露となります。

■想定対象者:経営者、組織創造・革新およびリーダ育成に関心のある方 他

■ポイント:
・組織創造:ミッションダイナミックチームづくり
・イノベータ:次世代リーダの育成
・新規事業:顧客歓喜をもたらす提案

「組織改革を加速するSFコンサルティングの
実践と成果」

伊藤喜代次(株式会社A・ライフ・デザイン)

伊藤喜代次
組織・事業変革のコンサルティングでソリューションフォーカスを活用することで、スピード感のある変革を実現した成果のレポートです。疲弊する地方経済、長引く景気低迷は、経営者にポジティブな経営戦略の展開よりも、抱えている「問題」を優先して解決しようと動機づけます。しかし、問題に取り組むことで「良い組織」「健全な経営」を形成できるという保証はありません。ポジティブな経営戦略展開をめざし、組織のもつ強みやチャンスを活かすかどうかが重要な課題です。この事例は、2008年から約1年間のSFスタイルのコンサルティングを実践した北関東の企業組織のケースです。企業組織の変革をめざすプランニングを行うプロジェクトチームに対する研修過程、中期計画策定プロセス、役員会の運営、組織討議など、さまざまな場面でSFを活用することによって、短時間での成果と目標共有を実現した事例を報告します。

■想定対象者:企業の経営企画・総務担当者、経営コンサルタント、研修講師 他

■ポイント:
・企業組織の持つビジネスの可能性とダイナミズム
・経営層および従業員がもつ可能性の確認と確信
・OKメッセージの重要性、フューチャーパーフェクトとスモールステップの実践と成果

上西正之
「マネージャ育成・職場活性化へのSF活用
“ケース上西”」

上西正之(東レ・メディカル株式会社 理事)

私はコーチングを学び始めた2002年頃から様々な段階を経て、社内へのコーチング導入を図り、ここ数年は部門長としてマネージャーや組織の課題解決のためのジェネラルマネジメントの中でソリューションフォーカスによる人材及び組織開発において目的を達成してきました。「スケーリングをして、できていることから聞く。」こんな単純なことでも、多くのマネージャーの対応にはあり得なかったことでした。「マイナス評価はせずにスモールステップで・・・」今までのマネジメントスタイルとのあまりの違いに当初はとまどっていたマネージャたちも、部下の反応が変わってくると、だんだんとSFの効果を実感し、自分のものとすることができてきました。グループコーチング化した会議でのフューチャーパーフェクト質問の効用等も含めて、マネージャ育成・職場活性化におけるSF活用の方法および成果をご紹介します。

■想定対象者:組織内マネージャ・リーダー育成に関心のある方、経営者、コーチ 他

■ポイント:
・指示命令型の良さを活かしつつもSFを導入するコツ
・スケーリング&未来形質問&スモールステップの活用法
・部下とのラ・ポールはどのように形成されていくのか?

体験ワークショップ:「ゲームで楽しくSF体験」

J-SOL LAB West チーム 小野友之 (小学校教諭)

小野友之
グループごとに、SF面接ステップの島を移動しながら解決を構築するワークを体験していただきます。各個人がそれぞれの課題(テーマ)を持ち、相談者・援助者の役割を交代しながら、ガイドの助けも得て、SF面接ステップを体感しつつ理解を深め、同時に自分の課題解決を意図したワークです。SF面接ステップを「見える化」して、動きを伴ったワークとして構成するので楽しくわかりやすいゲームです。次のような要素があります。
【SF面接のステージをテーブルの移動で見える化】
【質問をする際、ランダムアクセスカードが利用可】
【リフレクティングで複数の人から支援を受ける】
【解決チャートに記録しながらなので、全体像と現在地が確認できる】
【ガイド役が配置され進行サポートする】
SFを体感したい方ならどなたでも歓迎です。

■想定対象者:一般、どなたでも、SFを体感してみたい方、他

■ポイント:
・SF面接の流れがつかめる
・自分の課題の解決構築を体験できる
・参加者同士の交流が深まり、チーム意識が高まるのを実感できる。

フレドリク・バニンク
「ポジティブ心理学を職場に活かす」
フレドリク・バニンク(蘭)
(臨床心理学者、“国境なき医師団”研修講師)
ポジティブ心理学とソリューション・フォーカスは幸せなカップルのようなものです。コーチング、葛藤解決、カウンセリングなどどのような文脈における場合でも、強みに焦点を当てることによって人生の質を高めようという情熱が共有されています。お互いから学びあうことができ、一緒になることでさらに花開くのです。ポジティブ心理学の広がりは、心理学が長年にわたって病気や弱さの研究に偏っていたことへの反省から発展してきました。不適切なものを直すことについてだけでなく、適切なものを積み上げていくことについて話し合うべきなのです。心理学は病気や健康だけでなく、仕事、教育、洞察、愛、成長、そして遊びも扱います。このワークショップは、ポジティブ心理学と、その“家族”ともいえる楽観主義、希望、自己効力感、自尊心、ポジティブな感情、回復力、そして幸せを紹介します。

■想定対象者:一般、SFとポジティブ心理学の関係に関心のある方、他

■ポイント:
・希望と回復力に関する研究成果に基づいてポジティブ心理学を仕事に活かす方法について知る
・明日から仕事で使えるソリューション・フォーカスのスキルを持ち帰る
・一緒に仕事をしている仲間が、より健康的で、より幸せな毎日を過ごすことを支援する方法


分科会 U
第二日 9:50〜
「SFで小さなお店のチームビルディング
&ブランディング」

島田良(株式会社りんごの木 経営企画室長)
島田良
美容室新規オープンに向け、店のコンセプト作り&チームワーク作りにSFがどう役立ったのかをお伝えします。私は、長野県長野市で7店舗を展開している美容室の経営に参画しています。今回は昨年10月にオープンした新規店舗(スタッフ9名)の約4ヵ月の準備期間にSFの思想と手法がどう役立ったかをご紹介します。準備に際し、オープンまで別々の店舗で勤務しているスタッフ同士の信頼関係を築くこと、そして、1人1人の意見を共有しながら、コンセプトとして集約していくことの2つをテーマにミーティングをすすめました。結果、ほとんど宣伝を打っていないにも関わらず、2ヶ月間でのべ1000名以上のお客様にご来店いただくことができ、アンケートでも多くのお褒めの言葉を頂くことができました。スタッフ1人1人の強みと特長を活かし、同時にチームの信頼関係を強めるプロセスは、店舗系のビジネスを営む方や、10人規模のグループリーダーにとってヒントになることが沢山あると思います。

■想定対象者:中小企業(特に店舗系)の経営者、10人以内のグループリーダー、コンサルタントなど 他

■ポイント:
・スタッフを巻き込みながらお店のコンセプトを作っていくプロセス
・「仕組み」があれば、楽しみながらでも成果が出せる。
・合宿の効果=寝食をともにする&自己開示

今村道子
「心をつなぐSF」
〜介護施設の組織風土づくりに活かすSF〜
今村道子(株式会社ツリーオブジェムズ代表取締役)
素晴らしいリソースを持ちながら、皆の気持ちのベクトルがなかなか定まらない。
そんな2つの介護施設を運営する企業の組織風土改善プロジェクトにソリューションフォーカスを活かした事例を紹介します。私は人材育成コンサルタントとして半年間この組織に関わりました。誰の目から見ても変わった!と思えるコトを増やし、仕事を楽しみ、仕事を通じて互いに成長できる職場環境の基礎づくりにソリューションフォーカスを役立てました。当初は「今の状態では自分の親を入れたいとは思えない」などとドッキリするような発言が聞こえていた組織が、たった半年で「自分の親だけではなく、自分もこの施設にはいりたい!」と言うまでに進化しました。このプロセスの間に起こった様々な障害を乗りこえた体験と、皆でわかちあうことができた感動をお伝えします。

■想定対象者:人材育成・組織開発に興味ある方、チームリーダー、管理職、経営者、他

■ポイント:
・SF軸をブラさないでい続けること
・「今村のつぶやき」の活用
・“あなたにありがとうプロジェクト”の成功

「SF−WAYが組織に浸透する時」

張 琴(社会教育研究所代表、研修講師)

張琴
SFを駆使し、理念を実践することで成果を上げた企業の具体的な方法、かつアイデア満載の組織を作りあげた事例を紹介します。大手の製造業グループ会社で、理念の実践と浸透・定着のための取り組みをソリューションフォーカスで行い、目に見えにくい成果を目に見える成果につなげた事例があります。企業理念は掲げていてもなかなか自分のものとは思えない社員が多いのが普通です。成功の鍵となったのは、理念が自分のものとなるよう、自ら関与する機会を創りだして自社の良さを新たに発見し、SFを実践したことです。他社の良さをもって、自社の悪さをたしなめるのではなく、自社の良さによって自社の改革を行うことで、理念に示されている企業本来の姿に戻る事ができます。今回は、改善ではなく風土を変える創意工夫のノウハウを紹介いたします。

■想定対象者:組織のマネジメント層、コンサルタント、講師 他

■ポイント:
・理念浸透と実践のノウハウ
・「創意工夫」を生かしたSF
・解決ツールの使い方

鈴木安子
「ママたちのSF変身“にっぱっぱっ♪”」

鈴木安子(ごきげんコーチング)

「SFの裾野を広げればたくさんの人が元気になれる。」そう心の奥で思っていた私は絵本のような形が良いと思い、グループコーチングセッションを続けているママたちと月1回の絵本プロジェクトを立ち上げました。進行役をママ達にもお願いし、フューチャーパーフェクトを語り合うと力が湧いてくるのを感じました。絵本のメインキャラクターは、“可能星”からやってきた『にぱぱちゃん』で、SFと共通する3つの視点で展開していきます。
『にっ』と笑って!→『OKメッセージ』
『ぱっ』とひらめいて!→『きらりんフューチャーパーフェクト』
『ぱっ』と動いちゃう!→『お気軽スモールステップ』
ミーティング・セッションもこの3つをベースに展開してきました。するとママさんたちが「にっぱっぱっ」と変身していったのです。その生き生きとした様子をお伝えします。

■想定対象者:個人として身近にSFを取り入れたいと考えている全ての方、他

■ポイント:
・フューチャーパーフェクトは実現できる威力ありということ
・いつでもどこでもSFは気軽に実践できるということ
・SFコミュニケーションは家庭・職場問わず、元気の循環を起こすということ。

「部下が前向きになるリーダーからの5つのSF質問」

サイモン・リー(エグゼクティブ・コーチ:シンガポール)

サイモン・リー
経営者も社員も、目標達成のために問題を分析し、なんとか解決しようと時間を使い果たしています。しかし、成功するリーダーシップに関するわれわれの経験からわかったのは、成功は、うまくいかなかったことではなく、うまくいったことに焦点を当てることによって生み出されるということです。多くの場合、問題に対する解決策は、チームの中、会議室の中に既に存在します。リーダーがすべての答えを持っているわけではないと認めて、リーダーの重荷を取り除き、解放されたエネルギーで、チームメンバーの創造力、知識、そして専門性を引き出すことが、解決のカギです。人はもともと何か前向きなものに貢献したいと願っています。効果的なリーダーシップを創り出す5つのSF質問によって、どのようにして、人が考えるようになり、チームメンバーに力が与えられ、より協力的になって行くのかをお伝えします。

■想定対象者:チームリーダー、管理職、経営者、他

■ポイント:
・問題志向ではなく解決志向な問いかけの重要性
・部下の自発性を活かす
・具体的ですぐに使える5つのSF質問フレーム


分科会 V
第二日 11:15〜
ZACROS5
「“SF inside”になっていくZACROS(その後)」

ZACROS5夢の会(藤森工業株式会社)

複数事業所からSF実践コースに参加し、改善活動や会議が問題志向から解決志向へ変化するなど、昨年のJ-SOL2で発表した内容の続編としてSFが社内に浸透しつつある様子を報告します。現段階での主なポイントとして、社内自主改善活動(SJK)においての助言が、問題志向的視点から解決志向的なものへ変化しつつあること。もともと製造現場向けの問題志向の強い研修(SUS)にSFをブレンドしたこと、などです。例えば、研修終了後の姿をミニFPとして、研修開始時と終了時にスケーリングをして前進感を高めたり、お互いの意見を共有するために随所で2分間の意見交換タイムを設ける、プチ自慢大会でOKメッセージのすばらしさを体験する等です。他にも様々な実践が進行中ですので、J−SOLの大会時点では、さらに発表内容が進化すると思われます。ご期待ください。

■想定対象者:製造業の方、「現場」の進化に興味がある方、他

■ポイント:
・ゴールの共有化
・組織内でのOKメッセージの活用
・現場の良い雰囲気作り

「学習の可能性にチャレンジする
ワクワクプロフェッサー・プロジェクト」

高崎明美(放送大学ICT活用・遠隔教育センター 准教授)

高崎明美
大学教員である私自身が、SFを活用して、ワクワク成長しながら授業を実践した事例を報告します。大学の授業を教えて20年になります。この間、授業を「受講者自身による学習活動の場」として位置付け、様々な工夫を行ってきました。一方で、学生が主体的に学習しない、楽しそうな顔をしていない、私語や居眠りをして授業に参加しないなど思い悩むこともありました。同様の悩みを打ち明ける同僚は決して少なくありません。そのような大学教員が、学生60名を対象に、約4ヵ月間SFを活用した授業を実施しました。その結果、受講生がキラキラ輝きながら学習活動している様子が伝わってくる多くのコメントをもらいました。今回活用したワクワク・キラキラな学びを生むアイデアやSFツールを紹介します。「新米ソリューショニストをちょっぴり助けてあげよっかな!」「自分はこんな風に教育や研修にSFを活用してるよ♪」といった先輩ソリューショニストからのリフレクティングも歓迎します。

■想定対象者:教員、講師、研修講師、教育・研修担当者など

■ポイント:
・教師がワクワクする学習のデザインとSF実践事例
・教師・学習者のモチベーションを維持・向上するSF活用事例
・eラーニングに役立つSF導入事例

吉田謙
「チームでSFを活用するとこんな変化が起きる」
〜SF活用事例とSFセミナー運営の「こつ」〜
吉田 謙(SMBCラーニングサポート株式会社
チーフインストラクター)
「業績が悪い企業が多いので融資が増えない」「若手の能力が低くて困っている」「コミュニケーションが良くない」と愚痴を言っていた銀行の支店長が、SFセミナーを受け、「何事もみんなで『明るく、楽しく、積極的に』取り組もう」とメンバーに語りかけ「良い所探しイベント」をきっかけに一体感を作り出して「はつらつ組織」に変えた事例を発表します。また、ある証券会社の営業マネジャー全員にSFセミナーを実施し、リーマンショック後足踏みしていた営業の現場を元気づけて、職場に変化を起こした事例なども紹介します。SOLルーマニア大会での発表を通して気が付いたことも交えながら話します。
SFセミナーを受けたほとんどの方が、すぐに自分なりに工夫してSFを活用されます。そこで、「SFをすぐに使いたい」と思わせるセミナーのプログラム作成や運営上のちょっとした「こつ」についても披露しますのでお楽しみに。

■想定対象者:組織運営、チーム作りに携わる方、研修企画者、研修講師など

■ポイント:
・組織運営やチーム作りでのSFの活用方法
・SFをチームで活用したときの相乗効果
・SFセミナーのプログラム作成・運営上の「こつ」

「SFを応用したメンタルタフネス・ワークショップ
プログラムの構築と実践」

森田由美子(株式会社C’s PORT 代表取締役)
森田由美子
元気な個人と組織作りのためのSFを応用した「メンタルタフネス・ワークショップ」の内容とその成果について報告します。研修講師、コーチ、カウンセラーとして相談業務、職場環境改善などの領域で様々な組織に関わる中で、不調にならないだけでなく、もっと積極的な支援をするために何かできないかと考えて創ったプログラムです。管理職面談で得た成果から、重要なポイントは自己信頼、他者尊重、感情と行動のコントロールの3点であることが浮かびあがりました。ストレングスファインダーで強みを認識したり、ソリューションフォーカスで自分のできているところに焦点を当てていく考え方がプログラムの中心です。SFの基本哲学が活かされたC’sメンタルタフネスの考え方で、たった一回のプログラムでも周囲の人が驚くくらい表情が変わった受講者の方もいます。

■想定対象者:メンタルタフネスという言葉が気になる(惹かれる)人であれば誰でも

■ポイント:
・メンタルヘルス対策の新しい視点が見つかる
・心が元気でいるためのヒントが得られる
・本来持っている能力を活かすということが腑に落ちる

キルステン・ディロルフ
「組織におけるSFベストプラクティス」
〜SFCT認証事例レポート〜
キルステン・ディロルフ(独)(ソリューショニスト・SFCT会長)
様々なSFの成功事例や活用事例について知ることは、ソリューショニストが自分の仕事が人や組織のために役立つことをあらためて確信するために良い方法です。SFCT(Association for Quality Development of Solution Focused Consulting & Training)は、2008年からSFワーク・レビューを実施してきました。2人のレビューワーが一定要件を満たして申請されたSFワーク(コーチング、チームビルディング、研修、コンサルティング他)に関して、どのようなところがSFワークとして素晴らしいか、そしてどの部分をさらに改善できる可能性があるかについてレビューするというものです。この分科会では、私自身がレビュープロセスを通じて学んだこと、実際に認証された事例、そしてこのプロセスが持つ学習効果について皆さんにお伝えしたいと思います。昨年J−SOL2に参加してから日本語の先生についていますので、少しだけ上手になった日本語をご披露できると思います(笑)。

■想定対象者:ソリューションフォーカスを活用した仕事の質を向上させたいと願う人、他

■ポイント:
・良いSFワークを識別する基準
・組織の中でSFが役立った素晴らしい事例を(最低)3つ
・仲間の力を借りて、自分のSFワークの質を向上させる方法

特別講演
SFで可能になる世界とは

講師マーク・マカーゴウ博士
通訳
青木 安輝

SOL国際大会創設者の一人として、J−SOL1において基調講演をしてくださったマーク・マカーゴウ博士が再来日されます。2002年に名著"The Solutions Focus"が出版されてから8年がたち、世界各地でSFの種を播きつづけてきた博士は現在ソリューションフォーカスの過去・現在・未来をどのように見ているのでしょうか?

マーク・マカーゴウ

この講演の中では以下の4つの問いに答える形で、その時点で博士が持つ最新の情報を提供してくださる予定です。

■SFはどのような形で組織の中にいる人々を支援することを可能にしてきたか?
■SFの最新の展開、発展としてどのようなことがあげられるか?
■これからのSFの発展の形としてどのようなことがもっとも望ましいだろうか?
■それに対する障害としてはどのようなことがあるのか?

地域的にも内容的にも多様な活動をされているマカーゴウ博士ですが、目下のところもっともエネルギーを注いでいることの筆頭にあげられるのがSFCTです。これはソリューションフォーカスを活用した良質のコンサルティングや研修などを認証し、プロフェッショナル・ソリューショニストたちが提供するサービスの品質を向上させることを目的とした非営利団体です。日本でも現在支部をつくる準備が整えられつつあります。

来日する直前には、バリ島でアジア太平洋地域の解決志向アプローチ国際大会(Asia Pacific Solution Focused Approach Conference)に出席される予定なので、そこでの展開もレポートしていただける予定です。

乞うご期待!


Mark McKergow PhD MBA:マーク・マカーゴウ博士(英)

・The Centre for Solutions Focus at Work代表

マカーゴウ博士はSFコンサルタント、講演者、著作者として国際的に著名で25カ国で講演&セミナーを開催してきました。元々は物理学者として自己組織化の研究をしていましたが、マネジメント職についてから学習や組織変革におけるシンプルな方法を探求する中で解決志向アプローチと出会い、それをビジネス社会一般に普及させて行く立役者となりました。博士とジャクソン氏の共著’The Solutions Focus: Making Coaching and Change SIMPLE’(邦訳「ソリューションフォーカス−組織の成果に直結する問題解決法」ダイヤモンド社刊)はビジネス場面におけるソリューションフォーカス応用についてのバイブル的な著作としてSFを実践する人々にとって必読書となっています。

J−SOLのモデルとなっているSOL国際大会(Solutions in Organizations Linkup)創設にあたって、マカーゴウ博士はパートナーのジェニー・クラーク氏と共に重要な役割を担い、かつ現在も国際的なSF学習コミュニティにおいて様々な新しい試みを提供し続けています。その中でも特に重要なのが、SFCT(The Association for Quality Development of Solution Focused Consulting & Training)で、日本人の青木安輝を含む13人の国際色豊かなメンバーにより創設された、SFワークの品質を向上させるためのレビューを実施する団体です。その理事およびイギリス支部長として良質なソリューションフォーカスの普及に努めておられます。

http://www.sfwork.com/ (英語)

特別講演
あなたの欲しい未来はどんな風に輝いていますか?

ここまでの1日半でソリューションフォーカスの活用事例やそれを創りだした様々な人達と直に交流し学び合うことができていることでしょう。最後に、ここで学んだことがあなたの望むように活かされたとしたら、これからどのような未来が開けてくるのか思い切り想像力を働かせてみる時間です。あなたが既に手に入れているものを確認して、欲しい未来の可能性に焦点をあてていきましょう。もちろんSFですから「鼻と鼻の間」で未来への前進力を創りながら。

SFフューチャーCafeは、気楽な茶飲み話の雰囲気でマジメな雑談を楽しむ場です。多くの方と交流し対話を繰り返しながら2日間の学びを振り返り、そして未来へ向かうあなたの道を照らす光、未来から聞こえてくる声、未来に向けて前進する感触を味わってみる場です。

cafe

J-SOLキャバレー

J-SOL キャバレー
J-SOL キャバレー
J-SOL キャバレー
欧州のSOL大会では、毎回"SOL Cabaret"というとっても楽しい素人演芸会風な懇親会が設けられてきました。楽器演奏や歌、漫談、即興ゲームなど、誰でも希望する人がステージにあがれます。
なぜかJ−SOL参加者には芸達者な方が多く、One の時もTwoの時も大変楽しい夜を過ごすことができました。
既に昨年から今年のJ−SOLキャバレーのための芸を用意している方もいるという噂も聞かれます!?
多いに楽しみながら懇親を深めてください。。
希望者のみが参加するプログラムです。申し込まれた方のみに詳しい案内をお届けします。
奮ってお申込ください。
J-SOL キャバレー
J-SOL キャバレー
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